令和5年9月21日に考えたこと

人気じゃないものの中から選んでみる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ちょっと前に見に行った山付き物件。仕事場の候補なのですが、以前見に行った時は山部分が草木に覆われていて山頂まで行くことできませんでした。
それが草刈りをしたらしく、今は見晴らしの良い山頂まで登れるようになったみたい。ということで、近々もう一度見に行こうと思ってます。

ちなみに山林部分はものすごく広くて、広さだけでみると建物が建っている宅地部分の方が逆におまけのような感じです。
けれど、不動産の価値としては山林部分には建物が建てることはできないから、価格のほぼすべては宅地部分についているんだそう。

人が決めた「こっちは宅地だから建物を建ててもOKで、こっちは山林だからダメ」というルールによって、それぞれの価値がまったく変わってしまう。
それって、やっぱり不思議なことだと思うのです。

ちなみに土地や建物を所有していると固定資産税が毎年掛かるわけですが、山林はものすごく安いんですよね。
だから山付きの物件というとなんだかものすごいように聞こえるのですが、経済的な面だけで言えば普通の物件とさほど変わらないのです。

いざ手に入れれば散歩も、キャンプも、生き物を育てたりも、普通はできない色々なことができる。
それをやりたい人がどれだけいるかという話ですが、この経済面と実用面の価値のギャップが面白さでもあり、また気を付けなければならないところだと思うのでした。

ウチヤマケンイチ