令和5年9月23日に考えたこと
自分がつくったものを観てもらう
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
絵画教室で自分が描いている絵を見た何人かの先生が、個展はやらないんですかと言ってくれました。
個展はおろか作品展にすら出したことがなく、まったく考えたことがなかったのですが、ある程度作品が増えてきたら誰かに観てもらいたいなとは思っています。
普段からデザインの仕事をしているので、自分が作ったものがひと目に触れるということには慣れているのですが、ウェブやアプリの場合だとなかなかそれを実感することはありません。
分析ツールなんかの数値で、ものすごく多くの人が実は自分のデザインしたものを使っているんだと知るわけですが、どこか他人事なのです。
多くの人の目に触れることをあまり意識しないのは、もしかするとそれを意識すると変に力が入ってしまって、良いデザインができないからかもしれません。
特に僕の場合は、かっこいいとか、かわいいとか、そういうデザインと言うよりも、自分の就職先を決めたり、日々の業務を行ったりと、その人の行動や生活に影響するデザインが多いんです。
大胆にデザインを変えることは、その人たちの行動も変えることに繋がるのですが、それを意識してしまうとなかなか怖くなってしまうと思うのですよね。
デザイナーになって15年くらいですが、描いた絵を人に観てもらうことは、なにか新しい気持ちに気づくかもしれません。
個展はさておき、合同の作品展には出してみようかな。
ウチヤマケンイチ