令和6年4月10日に考えたこと

どうやって絵具ができるか初めて知った

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日は絵具工場に行って絵具作りを体験してきました。通っている絵画教室が企画してくれたのです。

場所が少し遠いこともあって最初行こうか迷ったのですが、これを逃したら一生絵具を作ることなんて無いだろうと思い、行くことにしたのでした。
いざ経験してみると、ぼんやりと想像していたことが一気に具体的になる。なんとなくしか分かっていないことというのは、実は分かっていないことと大して変わらないのかもしれません。

今日は最初に製品が作られている工場で絵具の生産工程を見学して、その後に同じ原料を使って自分で手作業で絵具を作りました。僕はカドミウムレッドパープルという深い赤色の油絵具を選んだのですが、顔料と呼ばれる色の元となる粉をオイルを加えて混ぜるんです。
この工程もこれまでどこかで聞いたからなのか、なんとなく想像はしていました。けれど、いざ自分でやってみると材料とか配分とかそういうのが分かって、解像度が途端に高くなる。今後、油絵具を使うときの絵具の見え方が変わりそうです。

そういえばこういう見学って、子どもの頃を最後に全然やってません。でも大人だからといって、分かっているわけでも知っているわけでもないんですよね。

こういう社会見学みたいなこともっとやってみたい。いや、やらなくちゃ。大人になったからこその楽しさやとか発見もきっと多いはずです。次はビール工場かな。

ウチヤマケンイチ