令和6年4月12日に考えたこと

勘違いも聞き間違いもよく起こる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

YouTubeとかで動画を観ていて、「あれ、いま言い間違いをしなかった?」と思うことがたまにあります。
そこで動画を巻き戻してみると、言い間違いはしておらず自分の聞き間違いだったということは少なくありません。

聞いた直後に頭の中で反芻すると、どう考えても言い間違えてる。けれど動画を戻せば自分の聞き間違いで、これは動かぬ証拠です。

こういうことは仕事上の会話でも日常会話でも起こっているはずで、だからこそ自分は合っていると思い込んでしまうのは非常に危険だと思うのです。動画を観ているだけでも聞き間違えるのに、会話という高度なやり取りの中ではより間違いは起こっているような気がします。
そしてこれが先週話した内容とか期間が開けばなおのこと曖昧で、基本的には自分も相手も間違っている可能性があるという前提でいた方が良いと思うのです。

いつ買ったのか、先日本棚に「記憶はウソをつく」という本を見つけたのでいま読んでいるのですが、ちょっとした言葉どころか長期にわたる記憶も人間は間違えるのだそう。
僕も仕事でこれまでの経験をもとに若手メンバーに色々と話をしていますが、もしかするとそれが間違っているかもしれないなんて、その時は思っていません。

記憶をすべて疑って自信を無くすのも問題ですが、間違っている可能性はあるということは頭の隅には置いておいた方が良いと思うのです。

ウチヤマケンイチ