令和6年4月30日に考えたこと
宿題はどこまで自力でやるべきか
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
こないだ宿題をAIにやらせてしまう生徒に先生が頭を悩ませているという記事を見ました。確かにこの問題はなかなか厄介そうです。
仕事であれば、むしろAIはどんどん活用すべきだと思うので、その点は管理が不要だと思うのです。
もちろん社外秘の情報が漏洩しないかとか、著作権に引っかからないかとかそういう注意点はありますが、AIを使うこと自体はズルどころか、むしろ評価すべきことだから管理しなくていい。
ではなぜ仕事ではOKで宿題ではなぜダメかといえば、それは成果とプロセスのどちらが大事かという違いがあると思うのです。仕事ではあくまで成果が重要で、宿題は成果そのものよりもプロセスが重要なんですよね。
ちなみに宿題にAIを使うような人は、AIが存在しなかった時代にも誰かに頼んだり、適当にやったりと結局ラクをしようとしてたと思うのです。
本人が頭を使わないことは自業自得として、問題なのはちゃんと自力でやった人よりもズルをした方が良い評価や点数を取ってしまう可能性が高くなったという点。ですがこれからの時代、学生の評価はそもそも成果物だけでするべきではないと思うのです。
プロセスや考え方、そしてそれを元にAIをうまく使えるかどうか。そうなると先生側の評価方法も変えなければならず、今度は先生もAIを駆使して新しい生徒の評価方法を生み出す方が建設的なのではと思うのでした。
ウチヤマケンイチ