令和6年5月21日に考えたこと
はたして自分はデザイナー何段か
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
将棋関連のコンテンツを観ていると、棋士の呼び方が厳密に分かれていることに気づくのです。
「棋士」という呼び方は将棋の指し手なら誰でも使えるわけでなく、基本的には奨励会を突破して四段に昇段できた人たちのことを指すんですよね。棋士以外は女流棋士やアマのような言葉が使われ、さらには段位まであります。
デザイナーの場合はベテランから新人まで同じ「デザイナー」です。そのうえ誰でも自称もできるわけだからなんとも曖昧な肩書きだなと思うのです。
この曖昧さが良いのか悪いのかで言えば、デザイナーにも段位のようなものがあれば便利になるとは思います。たとえば採用や仕事を依頼する際には、相手の過去の実績や質問での受け答えを中心に判断することになるのですが、このときにもし段位のような客観的な指標があれば、だいぶ判断しやすくなると思うのです。
一方でデザイナーに段位を設けたとしても、それがどれだけ正確なのかはちょっと怪しいと思うのです。きっと同じ段位のデザイナー同士でも結構な差が出るでしょう。なぜかといえば優れたデザイナーが必ずしも客観的な評価を得てるとは限らないんですよね。
なので、デザイナー界隈の業務はスムーズになると思いつつ、仕事自体の質が上がるのかといえば微妙な気がします。
それでももしデザイナーに段位ができたとしたら、全冠制覇は無理でも竜王名人あたりは狙いたい。
ウチヤマケンイチ