令和6年6月20日に考えたこと
絶対王者も意外としょっちゅう変わってる
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
将棋の藤井八冠が1つタイトルを失ったみたい。様々な動画を観ていた限りでは、今後しばらくは、なんなら何十年という単位で藤井八冠のタイトル独占が続くなんてことが言われてたんです。
プロ棋士の対局はハイレベル過ぎて僕には強さの差が分かりませんが、それくらい突出してるんだと聞いてました。
それが今回崩れた。将棋に限った話ではなく「絶対」みたいに言われたことでも、意外とそんなことはないんですよね。
例えば、僕が社会人になって17年が経ちましたが、その間に企業間の力関係も大きく変わりました。新入社員の頃によく話題に挙がっていた企業と最近耳にする企業はその多くが違うし、デザインの流行も、デザインをする際に使うツールや環境も、ありとあらゆるものがすっかり変化してしまいました。
その時その時ではどの分野にもナンバーワンの企業やツールや流行があって、そのときには確かにその構図がずっと続くように思えるんですよね。でも実際には数年もすればすっかり変わっていて、それがどれだけ絶対王者だと言われていたものでも未来にはどうなってるか分からない。むしろ変わらないケースの方が少ない気がします。
つまりは、いまどれだけ評価されていても油断はできないし、どれだけ上手くいってなくても別に悲観しなくてもいいのかなと。
来年、いや来月すら何がどうなってるか分からんね。おもしろいもんだ。
ウチヤマケンイチ