令和6年9月14日に考えたこと

今年こそ展示会に出してみようか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

通っている絵画教室では、年に1回展示会が開かれます。きちんとしたギャラリーで開催される展示会で、それが来月あるみたい。

生徒であれば誰でも出品できるのに、これまで参加したことがないんです。
最初の頃は鉛筆デッサンばかりしていたので、そもそも出す作品が無かったのですが、ただ2年前くらいからは抽象画を描き始めたんです。なのに結局、なんとなく出さなかったんですよね。

出さない理由は無いけれど、考えてみると、逆に出す理由も無かったんです。
僕は絵を描くのは好きなのですが、それを誰かに観てもらいたいとか、評価が欲しいとか、そういう欲があまり無いっぽい。

実際、教室で描いているときに、先生に褒めてもらっても自分は納得してないことはあるし、その逆も多いのです。でも別にそれで構わなくて、僕にとっての絵はまさに自己満足のためにやってるんだなと。

一方で、仕事にしているデザインはユーザーありきだから、そこに自己満足や自分の趣味や嗜好は入ってきません。目的ありきで、その目的を叶えるデザインこそが良いと思っているからです。

そして自分がデザインしたものはたくさんの人の目に触れることが多く、こっちは絵とは違ってユーザーに褒めてもらえるとすごく嬉しいし、使いづらいと言われると悔しいし焦りもします。

似たような創作行為だけど、そうやってバランスとってたんだな。いま気づきました。

ウチヤマケンイチ