最後まで聞く意味。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

相手の話を最後まで聞く。
これ、簡単そうなのになかなか難しいこと。

そもそもなんで、人の話を最後まで聞けないんでしょう。

聞き手の理解力が高いからか。
いや、ただの早とちりか。
いや、相手を打ち負かしたいだけか。

なぜでしょうね。
僕自身もつい、やってしまうんですが。

とくに、ビジネスの現場ではそれがよく起こる気がします。
限られた時間に、難しい目標を追ってる。
忙しい中で皆が真剣に答えを出そうとしてるからこそ、相手の話を遮ってしまうのかもしれません。

例えば、相手が話している内容が「あれ、それは違うな」って思ったとき。
ついその時点ですぐ否定をしたり訂正をしたり、反論をしたりしてしまう。
そもそもどっちの意見が正しいかもわからないのに、議論も無しに遮ってしまう。

いざ自分が話している時に遮られてしまうと思うんですよね。
この人には認められてないなって。この人とはあまり話したくないって。

もし自分の言っていたことが間違っていたとしても。
そうであっても、途中で遮られてしまったときは、無条件でつい反発したくなっちゃう。
もしくは、もう黙ってしまおうって。

そして話は空中戦になって、論点がブレて、議論も積み重ならない。
そうなってしまうと、本来はまとまるはずだった話もまとまらなくなっちゃう。

不思議なのは最後まで話を聞いてもらえなくて嫌なのって、相手が誰であろうと一緒ということ。
立場や役割が、上だとか下だとか。年齢が離れているとか、性別が違うとか。
どんな相手であっても、やっぱり最後まで自分の話は聞いてほしい。

こっちにも考えていることがあるんだよ、って。

傾聴すること。
社会人になってから、傾聴の大切さを教えてもらいました。
それから僕は相手の話を途中で、遮らないように気をつけています。
今もちゃんとできているかは分かりません。簡単なようで難しい。

相手の話をしっかり聞くというのはお互いの信頼関係はもちろん、結局は効率的だとも思ってます。
きっと最後まで相手の話を聞くのって、たいした時間もかからないし、きっと気持ちもいい。
相手の話を最後まで聞けるような、そんな余裕を持った生活をしたいですね。

さて、今日は金曜日。
今週も一週間、おつかれさまでした。

今夜は姫路に来ているので、これから名物のぐじゃ焼きでも食べに行こうと思います。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。