平成30年4月11日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

おしゃれとか、ダサいとか、その判断基準ってどこからやってくるだろう。

先日テレビで、若いギャルモデルと大御所のセレブタレントがおしゃれについて意見がぶつかっていました。
お互いに、相手の世代の髪型や服装は理解ができないと。

僕からすれば、さらにそのどちらの価値観もピンとこなくて、きっとおしゃれというのは特定のコミュニティの中でのみ通用する文化なんだろうと思ったのです。
それを外からとやかく言うコト自体に意味がなく、そもそも万人に認められる時点でそれはおしゃれではないのかもしれません。

服装や髪型だけじゃなくて、言葉もそう。
世代特有の言葉というのがありますが、あれは一種のスラングというか、限られた仲間内だけで使うからこそ意味があるのだと思うんです。

だからおじさんが若者に対して、「なんでそんなわけわからない言葉をわざわざ使うんだ」ということは矛盾というか、違うコミュニティの人たちには通用しないからこそ、きっとそこに価値がある。

こんなふうに人間が本来持っている感覚とは別の、文化によって決まること。
それってどこからやってくるんだろう。

最近、僕がやってるカイゼル髭のスタイルは18世紀後半のイギリスで流行ったそうです。

それを周りの人にはおしゃれと思ってもらえるのか。
でもとりあえず、ワックスを付けて先っぽをくるりと回すと、なんだか楽しいのでした。

ウチヤマ ケンイチ