平成30年6月5日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

歳を重ねるにつれて、怒られることも、褒められることも、ほとんどなくなりました。

大人になると、なんで怒られることも、褒められることも、なくなるんだろう。
別に子どもの頃と同じように、大人だって怒られるようなことも、褒められることもやってると思うのに。

単純に、自分よりも目上の人が減ったというのもある。
あと、わざわざ大人同士で怒ったり褒めたりすることは気恥ずかしかったり、煩わしいから、心の中では思っていてもその感情を伝えないというのもある。

大人は、怒られるかわりにそのまま見放され、褒められるかわりに対価を得る。
なんだか味気ないなぁ、と思うのです。

先日、トラブルを起こした芸能人が会見の中で、「もう自分には怒ってくれる人がいない」と言っていました。
そう考えると、怒られることもないのに自分を律してることや、褒められることもないのに毎日頑張っている大人って、むしろ普通ではなく、すごいことなんじゃないかとすら思うのです。

もっとお互いに褒めたり、嫌なことやダメだと思うことをした人には怒ること。
事なかれで、スルーをするのはラクだけれど、本当はそれっていけないことだと思うんです。

僕自身も前より怒らなくなったなぁ。
子どもの頃は当たり前だった怒るとか褒めるとか、そういうこと。
そんな基本的なコミュニケーションが、大人にとっても生きる力になる気がするよ。

ウチヤマ ケンイチ