平成31年4月9日に考えたこと

確実に時代は変わっていってるよ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

紙幣の肖像画が変わるんだとか。
なんだかものすごいニュースな気もしたけれど、実は2004年と1984年にも変わってるから、そろそろ変更があってもおかしくない。
お金ってどこか普遍的な印象があるから、変更しますとさらっとネットニュースに出ていたことに驚いたのでした。

なんだろう。首相や天皇、あと元号なんかが変わることよりも、よっぽど分かりやすくて身近な変更な気がする。

それなのに、いざ今の紙幣がどうだったかと考えたら、夏目漱石や新渡戸稲造が思い浮かんだのです。
それももう古いのよね。実は紙幣ってろくに見ていなくて、色とか雰囲気だけで使っていたんだと気づくのです。きっと新しい紙幣もすぐに慣れちゃうんだろうな。

いや、そもそも紙幣ってものに触れる機会が減ってるんですよね。
カードが使えるところはカードで払うし、それどころかスマホなんかの決済サービスも多いわけで。

キャッシュレスになる日もそう遠くないと思う。
そうなると、お金ってどんなものなのかほとんど見たことのない世代も出てくるんだろうな。令和生まれの子とかね。
株券も見ずに株式投資をしてるのと一緒だな。

テクノロジーによる生活の変化の方がよっぽどすごいのに、それよりも元号とか紙幣が変わる方が時代が変わった気がするのは、自分が古い人間だからなんだろうな。

なんだかおもしろい。やや、確実に時代は変わっていってるよ。

ウチヤマ ケンイチ