令和元年7月30日に考えたこと

兆しに気づく

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

梅雨が明けたようで外は一気に暑い。お客様のオフィスに着いた頃にはもう汗だくです。

そうそう、梅雨明けと同時に蝉も鳴き始めました。昨年と比べて梅雨明けは一ヶ月も遅かったようなのに、なぜ蝉たちは梅雨が明けたと分かったんだろう。
温度なのか、湿度なのか。あまりのシンクロ具合が不思議なのです。

夏は徐々にではなくて、こんなふうに一気にやってくる。
もちろん春から徐々に気温は上がっているわけだからその兆しはあるんだけれど、梅雨明けと言う明確な転換点と共に一気に状況が変わる。

兆しがしばらく続いて、その後に一気に変化すること。これはどうも世の摂理のような気がするのです。
ただその兆しは目立つこともあれば、些細なこともあるけれど。

たとえば、体調の変化もそうだし、人との関係や仕事の状況もそう。
そして一気に起こることが望ましい状況ならばそれでいいんだけれど、会社の倒産だったり、友人を失うこと、病気になることもある。
だから、兆しというのはとても大切だと思うのです。

小さな兆しにも目を向けられるくらいに、周りが見えてる人になりたい。
そのためには自分自身に余裕がなければならないし、周囲や自分に対して関心を持つことも大切だよね。

兆しに気づけるなら、まるで預言者のように先のことが分かるようになる気がするよ。
それができれば、悲しいことはずっと減って、嬉しいことはきっと増える。

ウチヤマ ケンイチ