同じ大きさの箱をたくさん用意しました。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、自宅とオフィスを片付けをしています。
今回はちょっと急ぎ。来月、仕事仲間とパーティーをするからです。

早く、そしてきちんと片付けをしようと、同じ大きさの箱をたくさん用意しました。
アートディレクターの佐藤可士和さんのオフィスでも使っているというフェローズのダンボール箱。

で、これがすごく良かった。
同じサイズの箱を用意しただけなのにモノをしまうときの作業が、ものすごくスムーズになったんです。
ポイントは作業中に頭を使わなくて良いこと。
この箱には文房具、この箱にはコード類とただルールに従って箱に入れれば片付く。

そういえば前に佐藤可士和さんが、こんなことを言ってた記憶があります。
「パソコンのフォルダの考え方をオフィス空間に取り入れた」って。なるほどなと。

もし箱の大きさや収納の種類が違ったら、モノをしまうごとに毎回これはどうしようかと考えてしまう。
でも箱の大きさが同じなら、こちらはただ分類に徹っすることができる。文房具と雑誌を分類するなら、それは子どもでもかんたんなこと。
そしてモノがすべて箱に収まったら、それを棚に並べていくだけです。

これを全ての場所に適用してしまったら、もしかしたらその空間は味気なくなってしまうかもしれません。
快適な空間って、ただの白い箱ではなくて、そこに表情や無駄が合ったほうが楽しいし、ちぐはぐなところも個性になる。

でも、すべてを完璧に片付けていくのは大変。モノは増えたり減ったりしていくし。
だからこういう仕組みは上手に取り入れたいなと思うのでした。

今回はひとまず、モノは減らしませんでした。
本来であればまず最初にモノを減らしたほうが良いんだろうけど。

まずは予定されているパーティーまでに、きちんとお片づけ。
そして減量中の体重と同じように、次に片付いたならばもう一生散らかさなようにしたいと思っているのでした。

ウチヤマ ケンイチ