ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、飲み会を終えたあと、ふと思ったんです。

『なんだか今日、めちゃくちゃ嘘をついてたな』って。

もちろん誰かをだましてやろうとか、そういうんじゃない。
なんだか、話の流れでいろいろと嘘をついちゃった。

まず最初は、僕がトイレに行った時のこと。
僕が入った次に、先輩もそのトイレに入ったんです。
そうしたら帰ってくるなり言われた。『すげー、飛び散らかしてたぞ！』って。

僕がひっかけたわけじゃなかったのですが、なんだかそれをまじめに主張するのも変だなって。
それでつい言っちゃった。『僕は座ってするタイプなので、僕じゃないですよ！』って。

まあ、きたない上にどうでもいい話なのですが。
ちなみに僕はまったくもって座ってするタイプではなくて、立ったまま慎重にするタイプです。

そのあとも、どうでも嘘をつきました。
みんなの前で彼女はいるのか聞かれた時、僕の反応が分かりづらかったらしいのです。
それで、『おっ、いるのか！』って流れになった。で、ついついそのままいることにしてしまいました。ホントはいない。

これもどうでもいい話なんですが、なんだか流れ的に『いや！いませんよ！』っていうのもなと。
もちろん、仕事とか大切な場面ではそうはしないのですが。

思えば、なんだかそんな嘘って日常的についているのかもなと思いました。

今回の飲みにいったのはまだまだ仲良くなりたての人たちで、まだ気を使っていて、ただ今後も付き合いは続く。
だからどうでもいいと思いながらも、一応翌日に『すんません、あれ嘘でした。』って伝えておきました。
でもこれが一時的な付き合いの人だったら、会話のほとんどが嘘ってこともあるなと。思い返してみると。

嘘って、悪意のある嘘と、あと相手を思いやるが故のやさしい嘘があるって聞いてた。
でも実はもうひとつあったのね。それは場の流れを止めないための、どうでもいい嘘でした。

ウチヤマ ケンイチ