経験を重ねていくにつれて、トラブルや危機に対して強くなっていくもの。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

経験を重ねていくにつれて、トラブルや危機に対して強くなっていくもの。

一度同じような経験をしていれば、次になにが起こるかある程度予想がついたり。
もし仮に解決ができない問題であっても、先々のことがなんとなく見えているだけで気持ちが安定したりする。

僕自身、問題やトラブルが起きた時でも若い頃に比べたらずいぶんと慌てなくなりした。
まぁ、それが良いことなのかは分からないのですが。

危機に対する反応は、経験だけじゃなくて個々の性格も強く影響する。
心配性の人から楽観的な人まで、人の性格って生まれながらにして随分と異なる。
だから、その組み合わせによって状況の捉え方というのはほんと様々。
仕事でも、何をしてても。

たとえば、仕事で何かを提案をした後の話。
1人は『今日はうまくいった』といい、もう1人は『随分とダメ出しされましたね』と言う。

相手の反応や、会話した内容は同じなはずなのに、状況の受け取り方が随分と違ったりする。

そして、実際のところ、真実は1つじゃないと思うんです。
その後に自分がどう動けばよいか対策の見通しが立っていたり、これまでにもっと厳しい反応を受け続けていて、慌てるほどでもないと思えるなら『今日はうまくいった』となる。
逆に、これまで失敗をしたことがなかったり、未経験のことであれば『全然ダメだった』となりがち。

年齢を重ね、経験を重ねて、これまでに経験を積んできた分、ピンチの時もさほど動じなくなりました。
ただそれは同時に、ただ鈍感になっているだけとか、周りの気持ちがわからなくなっていることもありえて、それは本当に気をつけたほうが良いなって。

自分が解決ができることや自分が当事者の危機に関しては、ある程度寛容であってもいい。
けれど、他人が感じていることに対しても自分の基準で受け流してしまうことは、それはまずいことだなと、そう思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ