信頼があれば、大抵のことは進められる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

仕事を進めるとき、どんなにロジカルに説明をしても、相手が理解してくれないことがあります。

そういうとき、自分のスキル不足に落ち込んだり、理解してくれない相手に不満を感じたりする。
それで、もう一度持ち帰って、なんとか伝えようと相手の意見を取り入れてみたり、それかもう諦めてしまったり。

でも未来の話をするときに相手が理解できないって、そもそも仕方のないことだと思うのです。

スーパーコンピューターを使っても100%の未来は描けない。
であれば人の頭にある断片的な情報や個人の経験を元にした未来予測なんて、もはや誰が当たるかわからない。
そんなとき、すべてロジックで進めようとすること自体に無理があって、むしろそこに必要なのは相手の答えを尊重することなんじゃないかなと。

相手が持ってきた案が正しい未来かどうかではなく、相手の準備してきた過程やモチベーション、そしてその計画をこのあと遂行する本人の気持ちを優先したほうが前向きな気がするのです。

たとえば、今後1年間の年間計画を立てたとき。
それは無理だと自分の拙い経験に照らし合わせるのではなく、その建てた計画をうまくなぞれるように1年間フォローするほうが前向き。

結局は、お互いの信頼感とフォローが大切なのかなと。
信頼があれば、大抵のことは進められる。

そんなことを、いろんな仕事の現場を見てきて思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ