平成29年12月16日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
今日、散歩をしていたら横を歩くおじさん2人のこんな会話が聞こえてきました。
「俺は何度か事故を起こしたことがある。だからこそ、なんで事故が起こるのか分かるんだよね。」
これ、理屈が通っている気もするし、なんだか通っていない気もする。
なぜ事故が起こるのかが分かっていたらそもそも事故は起こさないんじゃないかとも思ったんだけれど、いやいや失敗してしまったからこそ何がダメだったのかを身体で理解できたとも言える。
スラムダンクでも「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」と言ってるし、NHKのプロフェッショナルにも必ず挫折した経験が入っているしね。
やっぱり、失敗って大切っぽい。
ただよく分かっている人ならば、そもそも失敗をしないはず。
ゴールド免許はミスをしたことがない人を優良と認定する制度だし、スポーツなんかでも「無敗」であることはそれ自体が勲章になるし。
失敗したことがある方がいいのか、失敗したことがない方がいいのか。
結局はどちらがいいとも言えなくて、今のその人がどうであるかはこれまでのその人の結果からでは判断できないということなのかなと。
ただ失敗を次に活かさない人は失敗し続けてしまうし、計画をしっかり行う人は最初から失敗もしづらいということ。
失敗をしないように準備はすることは大切で、そのうえで失敗を恐れないことも大切だね。きっと。
ウチヤマ ケンイチ