平成29年12月15日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
昨日から灯油ストーブを使い始めました。
近所のお米屋さんで買ってきた灯油をポンプでシュポシュポとストーブに移す。
それはホットカーペットやハロゲンヒーターを使い始めるのとは一味違って、本格的な冬の訪れという感じがするのです。
たぶん、自分が子どもだった頃の冬の風景にはいつも灯油ストーブがあったことが影響してると思うんです。
実家で使っていた灯油ストーブ。オレンジと黄色を混ぜたような色をしていました。
そこに母が灯油を移し、電池ではもう火がつかなくなった芯にマッチを擦って火をつける。
僕にとっての冬の原体験です。
そういえばこんな話を聞いたことがあります。
自分自身がマンションや団地で育った人はいざ家庭を持ったときも同じように集合住宅を選ぶ傾向があって、一戸建てで育った人は自分も一戸建てを選ぶことが多いんだとか。
たぶんこれは慣れもあるのでしょうが、そのほかにその人の「家庭」というものに対するイメージというか、像のようなものが大きく影響していると思うのです。
人が何かを選んだり、感じたり、はたまた好んだりする裏にはそれまでの経験がきっと関係してる。
そこからはなかなか逃れられないし、逃れる必要もないと思うのです。
これからもずっと、冬といえば灯油ストーブ。
もし将来、灯油ストーブが世の中から消えても、それは変わらないんだろうな。
それにしても暖かいわ。
ウチヤマ ケンイチ