飲食店に子ども。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕がよく行く飲食店。

商店街のこじんまりしたお店が多いからでしょうか。
家族で経営しているお店が多いのです。

そういうお店には、その家族の暮らしが混ざり込んでる。
食事をしている僕の背後を、ランドセルを背負った小学生が普通に通り過ぎたり。

小さい子どもには、お店ってなかなか居場所がないもの。
厨房は危ないし、かといってフロアにはいろんなお客さんがいる。
となると、そういう店ではだいたい決まった場所で子どもが時間を過ごしているんです。

喫茶店だったら、カウンターに座ってゲームをしていたり。
中華料理屋であれば、奥まった場所にあるソファ席で絵を書いていたり。

たまにお客さんが相席をしている中で、子どもがひとりソファ席でゲームをしていたりすることも見かけます。
しかも、奥まった場所の席って良い席だったりするんですよね。
そういうのを見ると、商売としてどうなのかなとも思ってしまう事があります。

ただ、一方で暮らしと仕事場が一致してるんだから、それは別に仕方ないのかなとも思う。
ニッカオフィスは商店街の中にあって、暮らしと職場が混ざってるのはよくある風景です。

お店という空間をどう見るのか。
「お客様のためにある席を、家族が借りている」と見るのか。
それとも、「家族の暮らしの一部を、お客さん借りている」と見るのか。

暮らしと仕事って、なんだかいろんな考え方ができるなと。
そんなことを思うのでした。

そうそう。
現在の日本は就業人口のうち、8割を超える人がサラリーマンだそうです。
だから、暮らしと職場というのは別々なのが当たり前。

でも50年前は、2人に1人は自分で商売をやっていたんですよね。
暮らしと仕事場が分離されているのって、別に常識じゃないんだよな。

ウチヤマ ケンイチ
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