まずは、街に出ようか。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

台風が通り過ぎて、今日の横浜は最高の天気です。
雲ひとつない晴天。風もカラッと乾いていて窓から吹き込んでくる風がすごく気持ちいい。

台風一過。台風が過ぎ去った後に晴れになることはこれまでも知っていました。
調べてみたら理由は高気圧になるからなんだとか。高気圧の状態は雲も発生しづらくて、カラッと晴れることが多いんだって。

昔の人は、台風の後に天気になることを自分の経験として知っていた人も多いと思うのです。
特に農作業をしたりと、天候に影響される仕事をしていた人たちはそこらへんの感覚が鋭かったはず。
ただ僕が知っていたことは言葉としての「台風一過」であって、実体験が追いついていなかった気がします。

自分が知っているすべての知識の中で、僕自身の経験から知ったことってどれくらいあるんだろう。
なんだかほとんどのことは自分が経験する前に誰かに教わったりとか、最近ではネットを調べて得た知識ばかりのような気がします。

経験から得た知識と外から得た知識って、同じ知識ではあるけれどきっと違うものなんだろうなと思うのです。
自分の身体や頭で経験したことは、そのときの空気とか、周辺のことまで取り込まれる。

これまで情報として得てきた知識を、これから経験の知識に置き換えたいな。
そうすればきっと同じ知識の量でも、きっと世界が違って見える。

まずは、街に出ようか。それがいい。

ウチヤマ ケンイチ