平成31年1月17日に考えたこと

怒られないと人間ダメになる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ネットを見てると、こういう奴は仕事ができないとか、周りから嫌われる振る舞いとか、そんな記事をたまに見かけます。
読むとまるで自分のことを書いてるんじゃないかと思うくらいに当てはまっていることがあって、イヤな汗をかくのです。

30歳を越えたあたりからでしょうか。仕事でもプライベートでも、人から注意されたり、怒られることがなくなりました。
おととしからは上司も同僚もいないフリーランスになったものだから、ますます拍車がかかってる。
情けないことに、そうなると自分の振る舞いも荒れてくるものです。

そういえば僕に限らず、最近は子どもや若手が怒られているところをあまり目にしなくなりました。
怒鳴ったり手を出すのはもちろんですが、冷静に教えることも減っている気がする。それは逆に気の毒だなと思うのです。

怒ったり注意をして、お互いに気持ちを確認すること。
ネガティブなことだけじゃなく、人として正しくあるために必要なことだと思うのです。

自分自身が怒られなくなるにつれ、僕自身も人に対して怒らなくなりました。
もっとこうすればいいのにとか、僕はイヤな思いをしたんだよ、そういう気持ちを伝えずに、そのままやり過ごす。

これって相手を尊重してると同時に、見てみぬふりというか自分のためであったりするのです。
怒られないと人間ダメになる。ちょっと立場を変えて、もっと怒られないと。

ウチヤマ ケンイチ