令和2年8月31日に考えたこと

モチーフをとことん観察してみる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日も絵画教室。でも絵は描きませんでした。
道具を全部準備してスケッチブックまでセッティングしたのに、いざ描く段になって「そういえばモチーフを真剣に観察したことがない」ことに気がついたのです。

絵を描くときはもちろんモチーフを見ているのですが、いつの間にか手を動かすことばかりに気を取られてる。線がずれたとか、形が違うとか、色が濃すぎたとか。

ウェブデザインではデザインをする前に、そもそもどんなサイトを作りたいか、どんな体験を生み出したいかをしっかり考えるんです。そこが決まっていないと正しくデザインはできない。
でも慣れていない人はそんな準備をやらないままに、いきなり画面のデザインを始めてしまう。
デザインアプリを使ってメニューやボタンの形や色、画像の配置なんかを決めている方がデザイン作業として分かりやすいんですよね。

多分ウェブデザインでいうそんなことを、僕はデッサンでやってしまっていたんだと思うのです。おそらく。
だから今日はモチーフの観察をとことんをやってみようと思ったのでした。

この進め方が正しいのかはまだ分かりませんが、こんな風に自分が得意なことから物事の構造を抜き出して、自分がまだ上手くできないことに当てはめるのは好きなんです。
一見関係のない事柄でも、構造や関係性は同じということが結構ある。

とりあえず手を動かすのも大切だけど、芯も捉えたいよ。

ウチヤマ ケンイチ