令和6年6月28日に考えたこと

性格の違いというより解像度の違い

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日から日本でもAppleのVRゴーグルが発売されました。
以前イベントで試させてもらった時、いま持っているVRゴーグルと別物だと感じたんです。なので早めに手に入れたいと思ってます。

ちなみにVRゴーグルと書きましたが、Apple自身はこの製品のことをVRゴーグルともARゴーグルとも呼んでおらず空間コンピュータと呼んでいるそうです。
そういえば昔からMacはMacであって、パソコンやPCとは呼ばないということもよく言われてます。これは企業としてのブランディングの話や、ユーザー側の特別意識とか様々な要因も関係していそうですが、物事をきちんと定義して正しい言葉や名称を使うということは物事を理解をする解像度を上げるには必要なことだと思っています。

青と緑のちょうど間くらいの色の名前を持っているメキシコの民族は、その色を認識できるという話を前に書いたことがあります。言葉と認識はそうやってリンクしているものだと思うのです。
仕事をしていると人によって言葉の解像度が違ったりします。そしてちょっとした違いを厳密に使い分けている人は、やっぱり物事を見ている精度も高く、仕事の品質も高いと思うのです。

ちょっとした言葉の違いを指摘したり確認したりすれば、なんとも細かいやつだと思う人もいるでしょう。
けれどそれは、性格の話というよりも見えているものの違いな気がします。

ウチヤマケンイチ