令和7年5月17日に考えたこと

分からないことは分からないと言ってほしい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

AIは便利だけど、まだまだ間違ったことを言うことがある。今日、そんな話を知人としてました。

難しいプログラミングの質問に答えたと思ったら、今度は人間でも手間さえかければ調べられるような、例えば家電製品のスペックの比較なんかで嘘をついたりする。結局のところ、今はまだAIの答えは鵜呑みにせず、最終的には人間が内容を吟味する必要がありそうです。

この間違ったことを言う現象はハルシネーションと呼ばれるそう。厄介なのはAIは堂々と、しかもそれっぽい情報やデータを添えて答えてくるから間違いを見抜くのが難しいんですよね。
人間が相手だったらどこか自信がなさそうだったり、前置きをしたりしてくるから、なんとなく言ってることの信ぴょう性も見極めやすい。

たまに人間でもなんでも知ってるように話して実は結構間違っているという人がいます。そういう人も実は悪気があるというより反射的にそうなっている気もするのです。
僕自身も心当たりがあって、デザイン関連の質問をされると一応専門家として何かしら答えようとしてしまいます。「分からないけれど」と前置きをするようにはしてますが、これが良いこととは限らないかも。

ちなみに聞いた話ですが、インド人は道を尋ねられたら知らなくても答えてしまうんだとか。理由は頼ってくれたのに答えられないのは申し訳ないという善意かららしいのですが、本当なのかなぁ。

ウチヤマケンイチ