令和7年12月3日に考えたこと

そっちの方を見ている場合じゃないんじゃない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先月、建築家の山本理顕さんの展覧会を観に横須賀美術館まで行ってきました。
会場の建物自体が山本さんの設計なので、実物の作品の中で他の様々な作品も観られるというなんとも贅沢な企画でした。

僕は横須賀美術館が好きでちょくちょく訪れているのですが、他の建物はほとんど観に行けていません。なので写真や図面、模型とはいえまとめて色々な作品が観られておもしろかったです。

そういえば、僕も含め来場者は展示されてるパネルや模型は熱心に観ているのですが、建物自体を観ている人はあまりいなかったように感じました。併設されてる離れの建物や企画展以外のスペースにもあまり人はいない。でもそこも山本理顕さんの設計なんですよね。
実物がすぐそばにあるというのに、つい「展示されてる方」を観てしまう。もちろん企画を観に来てるわけなのそれが正しいのですが、なんかおかしいよなぁとも思ったのでした。

そういえばこないだ糸井重里さんの公演を観に行ったのですが、糸井さんの目の前に座ることができました。にも関わらず、僕は気づくとつい背景の大きなプロジェクターの方の糸井さんばかり見てたんです。これもなんだか今回の話に通じるような。

人ってつい分かりやすい方とか、仕立てられた方にばかり意識を向けてしまう気がします。大事なものがすぐ近くにあってもそれに気づけない。
となるとそれは惜しい気がします。

ウチヤマケンイチ