汗かきおじさん。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

代謝を上げたいからホットヨガを始めました、って。
こないだ飲み会で向かいの女性が言ってた。

なんと、代謝をあげたいとな。
たしかに代謝は高い方が良いって聞くし、その方が健康だと言われてるみたい。

でも代謝って高いとそれはそれで、たいへんなんですよ。
僕なんて、真冬の屋外でも汗だくになる。代謝が良すぎて。
それがなんだろう、もう変態的なんですよ。

基礎代謝が2000kcalくらいあるんです。
さすがにここまでは高くなくてもいいんだよなぁ。

朝、駅までの10分ほどの道を歩く。
そうした後に電車に乗り込んだらもうおしまい。しばらく汗が止まらないんです。

今の時期の体温調整ってむつかしい。
みんな外出用の格好をしてるんだから、電車の中をそんなに暖めないでほしい。

そして体温がすぐ高くなるのは、汗の話だけじゃなくてエネルギー効率が悪いとも言える。
やっぱり、食糧難になったら最初に脱落してしまうのかな、と。じっとしてるだけで2000kcalですからね。

一方で、多くの女性は代謝を上げるようと頑張ってる。
先ほどの女性みたいに、汗がかけなくて困っている人もいるくらい。
どこでもサウナのように汗をかいてしまうのとはえらい違いです。

でも、汗をかけないのもきっと大変なんでしょうね。その感覚を一度味わってみたい。
そうすればきっとすぐに汗をかいてしまう不快感をすこしは受け入れられる気がします。
逆の立場のことを知らないから、人はきっと不満を言うんだろうな。

ちなみに人間が温度がコロコロと変わる環境で生活をしているのって、きっと最近の話ですよね。
冷房や暖房が生まれて、屋内と屋外でこれほど温度が違うという環境が当たり前になった。
いずれは人間の体温調整のメカニズムが変わるのかな。

いや。もっといえば汗をかいてるおじさんもやさしく見守る文化になればよいのだ。
そっちのほうが早いはずです。

ウチヤマ ケンイチ