大切につかってて、よかった。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
修理に出していた財布が、今日ひさしぶりに戻ってきました。
ハンドメイドの大きながまぐち財布。
3年ほど前にふらっと入ったお店で一目惚れして買ったものです。
すごく気に入っていた財布。戻ってきてほんとうれしい。
明日から財布を出すのが楽しくなりそうです。
この財布どうやらいくつかのお店でしか買えない物らしいのです。
きっと工房で職人さんがひとつずつ作っているから、少数しか生産できないのでしょう。
今回はがまぐちの金具部分が割れてしまったので修理に出したのでした。
修理は購入したお店を経由して、職人さんに依頼しました。
そしたらお店で修理を終えたお財布を受け取るとき、意外なことを言われたんです。
「職人さん、修理代はいらないと言ってましたよ」って。
理由を聞くと「財布をいい感じに使ってくれてるから」だって。
たしかにその財布、数年使ったことで革の部分がとてもよい表情になっていました。
なんだかとてもうれしかった。
もちろん無償で直してもらえたこともうれしいのですが、その理由がうれしかったのです。
物を大切に使っていることを褒めてもらえるなんて、しかもそれを作った本人に。
職人さんに直接お会いしたわけではないのですが、同じ物をつくる人間としてよい気づきをもらいました。
僕もその職人さんみたいに、自分の仕事に愛情をちゃんと持とうって。
これからも大切に使おうと思います。
そしてまた壊れてしまったときも、職人さんに修理をしてもらってずっと使っていこうと思います。
ウチヤマケンイチ
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