令和5年4月17日に考えたこと
現実が物足りないとどうなるか
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
先日、AIで生成された画像を流し見するようになったと書きましたが、もしかすると危機感を感じて、無意識に回避してる部分があるのかもしれません。
危機感というのは、AIの世界の方が現実よりも優れていて、現実の方が物足りなくなってしまうのではないかという危機感です。多くの人の価値観がこれから変えられてしまう可能性もあると思うのです。
例えば、大量に作られている容姿端麗な美男美女のポートレート。AIが登場する前から、現実の人間よりもアニメのキャラクターの方が好きという人の話を聞いたことがあります。
現実の人間には興味が無くむしろアニメの方に惹かれるのは、それが完璧な存在だからなんだとか。生身の人間は意味の無いところにホクロがあったりするけれど、アニメのキャラにはそれが無い。その話を聞いた時には、なるほどと思ったものです。
アニメを現実の人間と同じ土俵の上で比べるには、想像力を始めとした感性がある程度は必要だと思うのです。一方で、これがまるで本物の写真のような形で「理想の人間」が生成されるようになれば、アニメに比べても、もっと影響を受ける人の裾野は広がるんじゃないかと思うのです。
コンテンツを楽しむことはもちろん悪いことではないと思うのですが、多くの人が現実の世界に飽きてしまったら、世界はどうなるんだろう。
どこかで揺り戻しが起こる気もするし、実に興味深い。
ウチヤマケンイチ