値段の感覚値。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
さっきコンビニに行った時のこと。
いつもと同じように夕食やらビールやらをカゴに入れて、レジに向かいました。
いつもとちょっと違うのは、今日が金曜日だということ。
一週間分のおつかれさまということで、欲しい物をを思うままにカゴに入れたんです。
おでんの種もいつもよりたくさん。
大好きな「すじ」は2つも買っちゃいました。これはなかなかできないこと。
あと食事の他にも、お菓子とかおつまみまで買ったりと。ちょっとしたご褒美です。
そんな風にいつもより多めの商品の会計が終わった時のこと。
感覚的に、なんとなく思ったんです。
「あれ、ちょっと高いんじゃないかな」って。
たしかにたくさん買ったけれど、ちょっと高すぎるような気がする。
家に帰ってからレシートを確認しようと思いました。
全部でだいたいこれくらい、という人の感覚。
それがやたらと正確で驚く時もあれば、大きく外してあてにならないなと思う時もあります。
今回は普段と違う商品数を買ったから、ちょっとそこら辺が曖昧だったのです。
飲み会での会計なんかもそう。
もう何度も飲んでいるんだから、大体の値段はわかっても良さそうですが、やっぱり大きく外すときがある。
人は経験によって段々と、感覚値が磨かれます。
ここは経験を積めば積むほど、精度が上がっていく部分。
ただ、それと同時にそれを打ち消してしまうくらいに、人はいい加減だったりもする。
思い込みや勘違いをすることもよくあるし。
なにもお金のことだけじゃありません。
時間の感覚や、距離の感覚、大きさの感覚なんかもそう。
僕は仕事でデザインとかユーザービリティの設計をします。
そういうとき、ついつい経験を元にした感覚に頼りがちになってしまいます。
そのほうが、いちいち確認するよりも圧倒的に早いから。
けれど、経験で磨いた感覚値があてにならないこともたくさんある。
それも分かっているんです。
だからこそ磨いてきた経験に自信は持ちつつも、同時にそれを疑う強さも持っていたい。
思い込みや勘違いの前では、しっかり謙虚でありたいものです。
ちなみに、今日の会計。
こういう時に限っていつもは貰っているレシートを貰い忘れてしまっているもの。
結局、真相は分かりません。
何度もコンビニで買い物を経験している僕からすれば、やっぱり高かった気がするな。
けれど今の時代、レジはバーコードを読み取ってるんだから、やっぱり会計を間違えることなんてほとんどないか。
やっぱり、僕の思い込みかもな。
とりあえず、おでんが美味しかったからすべてOKです。
今週も一週間、みなさんおつかれさまでした。
ウチヤマケンイチ
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