31日。
あの日から昨日で31日。ただ、今日も大きな揺れがありましたね。
みんな、元気ですか。
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あの日、一瞬にして今までのくらしが大きく変わりました。
年月をかけて、そこに積み重なっていた、くらし。
隣に大事な人がいた、いつもの、くらし。
くらしは日々の積み重ねの上にあるもので、
急に変わってしまった毎日もくらしはくらし。だけど、どこか、ぎこちないくらし。
いろいろと流され、その中に詰まっていたものも。
皆が使っていた道具、家具、写真、匂い、空気、時間も一緒に。
ヒトにとってくらしとはなにか。
まだ、答えはでていません。
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あの日、僕は確定申告をするために偶然にも
会社をお休みし、中華街にほど近い中区の税務署に向かって外を歩いていました。
丁度通りかかった店の前。店の中から「これはヤバイぞ・・・」という叫びながら
ひとりの男性が出てきたと思った瞬間、もうすでに、地面が大きく揺れていました。
歩道のガードレールに手を添えて、揺れをこらえつつ。
気づいたら母に電話をしていました。
僕の実家は木造の古い一戸建て。増築部分もあり決して頑丈ではなさそうです。
家には祖母と母がいるはず。心配になりました。
揺れ始めた直後の電話にもかかわらず、すでに回線はパンクしており、何度電話をかけてもつながらず。
少しした後ようやくつながり、家族の無事が確認されました。
関東の揺れもすごかったものの、あとからの報道でようやく知りました。
東北地方が甚大な被害にあわれているということ。
関東地方も大変な影響を受けているということ。
史上稀に見る規模で日本が大変なことになっているということ。
これから知ることも、そしてこれから起こることも。まだまだたくさんあると思います。
それでもみんな、どうか元気で。
お願いします。
ウチヤマ ケンイチ