前回の記事に書いたデザインコンセプトを具体的なデザイン案にしてみました。

まず、モチーフは日本産の絵の具を使用することにしました。
できるだけ福島、東北に工場や本社のあるメーカーのものを使用しようといろいろと調べてみました。
ぴったりではありませんでしたが、分かる限りで一番被災地に近い、茨城に工場のある”べんてる社”の絵の具にしました。

各絵の具の色が表すもの。
「白」は、道路のライン、ガードレール。「赤」は、ポスト、信号、車。「深緑」は、森。「黄緑」は、街路樹、植木、公園。「黄」は、信号、工事、花、街頭。「檸檬色」は、幼稚園、小学校。「青」は、川、池、花。「橙色」は、コンビニ、ウッドデッキ。「藍色」は、中学、高校、道路。「空色」は、空。・・・
他にもいろいろな色がありました。すべて町にあたりまえにあったものです。

そしてたくさんの色は、今回プロジェクトに参加してくれた世界各国の18名のアーティスト、そして、復興を祈るたくさんの人たちの想いも表しています。
材料が揃ったのでさっそくデザインにとりかかりますよ！

様々な方からアドバイスやご意見をいただければと思っています。
ご連絡はどこからでもOKです。お待ちしてます。→Twitter｜Facebook｜mixi｜問い合わせ

ウチヤマ ケンイチ