生命は大事だけれど、もっと気楽に生き物を飼うのもいいのかなと。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、金魚すくいをしました。

何年ぶりだろう。
テラスの鉢で金魚を飼おうと決めて、それで姪っ子たちと一緒に縁日に行ったんです。

「金魚を持ち帰らないなら2回遊べる」ってルール。
どうやら最近はそういうのがあるみたい。昔からあったかな。

僕だったら自分がすくった金魚を持ち帰れないなんて、残念極まりない。
でも見ていると持ち帰らないって子、たくさんいました。

生き物を飼うってことの意味が、ちょっと変わってきてるのかもなと。

昔は誰の家でも玄関には、たいてい金魚が泳いでた。
僕より上の世代なんかだと、スーパーの前でひよこを配ってるってこともあったみたい。
うちも姉も、そんなひよこを連れて帰ってきて、 それが育ってニワトリになってしまったこともあったとか。

なんか昔は生き物を飼うってことが、良い意味で雑だった気がします。身近というか。

昔に比べると、今の家庭では世話をしきれないのかな。
それに、子どもは子どもで生き物に対する興味がなくなっているのかもしれない。
生き物に接する機会は減ってるし、楽しいことの多くはディスプレイの中にあったりするし。

生き物って、眺めているだけでいろんな発見がある。デザインのかたまりなんですよね。
そういう経験、ぜひ子どもにはしてもらいたいんだよなぁ。

生命は大事だけれど、もっと気楽に生き物を飼うのもいいのかなと。
そんなことを思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ