令和元年10月22日に考えたこと

無条件に信じてみる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日、恩赦が施行されたとのこと。不思議な制度だなとちょっと調べてみました。
現代の日本では不思議に思えるこの制度も、昔は合理的だったり、他国では合理的だったりと、それなりの背景があるみたい。

驚いたのはその対象人数。今回が55万人が対象で、過去には一度に1000万人以上が対象になったこともあるんだとか。
もはや国民の10人に1人。時代によって常識ってきっと違うんだろうな。

ちなみに恩赦の理由に挙げられている、「改善更生の意欲を高めさせ、社会復帰を促進する」というのは、それ自体は理解できるのです。
被害者ことを考えると、制度としては完璧ではないと思うのですが。

人に動いてもらうには、まず褒美を与えるとか、褒めることには意味がある。
注意をしたりアドバイスををするのは当然なのですが、それでも、無条件に相手を信じてみたり、任せてみたりね。

人って期待されたり、信じてもらうと、やっぱりやる気になるんですよね。
アメとムチで言うならまずアメを渡すその勇気。気持ちの面ではなかなかむつかしかったりするんだけれど。

僕自身も、まだなにも成果を出していないのにアメを貰ってしまうと、相手の期待を裏切りたくない手前、やっぱり頑張ってしまうのです。
逆にムチでもこれはまずいと頑張るわけですが、その時の気持ちは不安定だし、長くは続かない。

良い悪いはあるけれど、効果はある気がします。

ウチヤマ ケンイチ