令和元年11月10日に考えたこと

正しいフォームは美しい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ゴルフ教室で初めてクラブを握ってから5ヶ月。
先日、教えてもらっているプロから初めてスイングで丸がもらえました。

これまでも様々な表現で正しいフォームを教えてもらっていました。
でもその正しい感覚が僕の中にはない新しい感覚だから、全然理解できなかったんです。

こないだスイングのときの手首の使い方は掌底という格闘技の技に似ていると言われ、それでフォームが一気に良くなったのでした。
これまではなかった感覚をちょっと掴んだ感じです。

それにしてもプロのスイングってとても美しい。そして僕のスイングはまったく美しくない。
それは当たり前の話のようですが、でもできない僕から見ても正しいフォームは美しいと感覚的に分かること。それって実は不思議なことだと思うんですよね。

なぜ自分にはない感覚のはずなのに、それを美しいと感じられるんだろう。
ゴルフ以外にも、バットのスイングも、短距離走のフォームも、あとは料理人の包丁さばきやデザイナーのペンさばきだって、正しいフォームは美しい。

ここからは想像ですが、正しいフォームというのはきっと身体を効率的に使えている状態だと思うのです。
そしてその感覚は、素人でも本能としてどこかに持っている。

だからきっと誰でもあと身体の感覚さえついてくれば、正しいフォームはできるようになるんじゃないかなって。
もしそれが、スポーツでもデザインでもね。

ウチヤマ ケンイチ