令和2年2月13日に考えたこと

いわゆる「いい子」たち

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

そういえばうちの高校には校則らしきものがありませんでした。
実際にはあったのかもしれないのですが、とにかく校則でとやかく言われた記憶がないのです。

当時、僕は髪の毛をグリーンやピンクにしていたし、服装だって制服を着ないで限りなく私服に近い格好をしてました。
僕だけじゃなくてそういう生徒は結構いたのですが、さほど問題になっていませんでした。

うちの高校は進学校だったんです。生徒たちは内申書も成績も良い、いわゆる「いい子」たち。
中には隠れてタバコを吸うような子もいましたが、それもたかが知れていて、つまりは校則で縛る必要があまりなかったんだと思うのです。

一方で、不良が集まるような高校はむちゃくちゃ校則が厳しかった。
特に私立なんかだと見た目もかなり厳しく管理されてたし、バイトはダメとか、寄り道はダメとか、行動も管理されていました。

当時僕は子どもながらに、信用されているというのは実にラクで自由なものだと感じたのです。
そして、そんな世の中のパターンに気づいた僕は、自分のやりたいことをやるには、信頼されるポジションにいるのが手っ取り早いと思ったのでした。

仕事で言うなら、デザインでいきなり独立しても信頼はない。であれば、大手企業で会社員を経た方が良いと思ったのです。
改めて考えるとよこしまな感じですが、突飛なことをしたいなら、その前の真面目さって大事なのよね。

ウチヤマ ケンイチ