令和2年2月22日に考えたこと

意識が高い言葉のとっつきにくさ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

若手メンバーに仕事のノウハウを伝えるための塾を開催しています。
その参加の目的をどう伝えればよいのか、いつも迷うのです。

一言でいうなら成長。そして、その結果の社会貢献や自己実現なわけですが、こういう「意識の高い言葉」は今の若手にはあまり響かない気もする。
いや、堅苦しいし暑苦しいから、僕自身もあまり好きな言葉じゃないんですよね。

平たく表現するならば、仕事ができるようになれば、まず仕事がラクになるし、自由になれるわけです。
やりたくない仕事を選べるようになるし、そもそもやりたくない仕事というのが減って大抵の仕事が楽しくなる。それが良いところなんですよね。

とある企業でそんな塾を開催していて、春からは2期生がスタートします。そこで塾に参加する目的を1期生に考えてもらっているんです。
たぶん彼らから出てくる生の声の方が、僕が考える教科書通りの言葉よりも同世代の2期生に伝わると思うから。

それにしても意識が高い言葉って、なんでとっつきにくさがあるんだろう。
自己実現だって、それができるなら素晴らしいことなんですけどね。謙虚で控えめな日本人の気質にも関係しているのかな。

どちらにせよ、仕事ができるようになった方が絶対に人生は豊かで楽しい。
その目的が意識が高いものであっても、逆にラクしたいからであっても、若手メンバーに仕事のノウハウは伝えていこうと思うのです。

ウチヤマ ケンイチ