令和2年3月8日に考えたこと

「頑張り過ぎは良くない」とか、そんな正論は危ない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ちょうどよい言い訳が見つかると、人ってすんなりと行動を変えがち。

たとえば僕の話ですが、秋頃に減量をしていた頃はほとんど糖質を摂らなかったんです。
それでも慣れたら平気なもので、理由なく自ら炭水化物を摂ることはなくなっていました。

それが「炭水化物を摂らないと老化が進む」という話を聞いてしまったんです。
そういえば、たしかに糖質制限をしてから肌の張りがなくなった気がしていて、結局それをきっかけにしっかり炭水化物を摂るようになりました。

本当に減量する気があるなら、まずは肌の張りと糖質制限の因果関係を調べるところ。
でも特にそれもせず、きっと心のどこかで炭水化物を求めていたんだと思います。ちょうどよい言い訳が見つかったとすぐに受け入れたんだよね。
今では老化防止を合言葉に、夜でもおにぎりやらーめんを食べてます。

合理的な逃げ道があるとつい流されてしまう。
そういえば、相手に何か買ってもらうときでも、異性を射止めるときでも、「よい言い訳」を用意してあげることって大事だと聞いたことがあります。

そういう意味では、本気で何かを頑張りたいときには退路を断つというか、選択肢を与えないことって大切なんだよね。
「頑張り過ぎは良くない」とか、そんな正論は危ない。正しすぎるだけに、かなり都合の良い言い訳になるわけで。

成果を出したいときは、ある程度は強引な進め方が必要よね。

ウチヤマ ケンイチ