令和2年9月16日に考えたこと
カブトムシは親を見ることがない
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
飼っていたカブトムシが死んでしまいました。もう夏も終わりに近いみたい。
つがいで飼っていたメスなので、あとで土の中を調べてみようと思います。卵を産んでたら嬉しいな。
そういえば、カブトムシは年を越さない生き物です。
その代わりに産まれた卵が幼虫となって年を越し、翌年には成虫となり、親となるわけです。
カブトムシは決して自身の子を見ることはないし、子も親を見ることがない。
同じことはセミにも言えるし、カマキリのオスなんかは交尾を終えたら食べられちゃうわけで。
親子が一緒に暮らすという多くの動物で当たり前のことは、別にすべての生き物の常識ではないんですよね。
人間の常識はどこまで他の動物に通じるのか。
犬や猫なんかは、単独で人間の家族として向かい入れることが多いと思うのですが、そのことを当の本人はどう思っているだろう。
犬同士や猫同士、ましてや血縁関係の家族の中ではなく、人間の家族の一員として生涯を終える。
去勢もするから、自身の子も見られないケースがほとんどでしょう。
人間の家族の中で暮らすことも幸せだと思うのですが、見方によっては生みの親から離れてるわけだし、自分が親になることもできない。
僕は犬も猫も飼ったことがないので良く分からないのですが、なんだか人と犬や猫って不思議な関係だと思います。
賢い生き物だから、きっと意見があるはず。ちょっと聞いてみたいな。
ウチヤマ ケンイチ