令和3年2月4日に考えたこと

最近は時が流れるのがちょっと遅いかもな

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

スマホでウェブサイトやSNSを見ているといつの間にか時間が経っていますが、将棋を指しているとそれ以上に一瞬で時間が過ぎてしまいます。

僕が普段指している対局は持ち時間10分の勝負なので、長くても20分ほど。ただ将棋って負けると悔しいから、ついもう1回もう1回と続けてしまうんです。
しかもずっと集中している状態。だから、気が付くと時間が随分と過ぎています。

集中していると時間が過ぎるのがはやい。あとは楽しいことや好きなことをしてるとき、他にも忙しくてバタバタしているときなんかも気が付くと時間が過ぎているものです。
理由はさておき、そんなふうに過ぎるのがはやいと感じている時間というのは良い時間、質の高い時間だと思うのです。

物理的には時が流れるはやさは一緒で、そこで起きている出来事の数も一緒のはず。
そうであるなら、時間を短く感じるということは、体感の上では時間当たりの密度が実際に高くなっているということだと思うのです。

同じ絵の具の量でも、水が多ければ薄くなるし少なければ濃くなる。
絵の具は必ずしも濃いことが良いわけではなく、それは人生においても一緒で、必ずしも濃い方が良いとも思いません。

けれど、嫌なことをしていたり退屈な状態を過ごし、時間が遅く感じることによって薄まるというのは好ましくはないと思うのです。
最近は時が流れるのがちょっと遅いかもな。

ウチヤマ ケンイチ