電車内でのポジショニング論考

毎日通勤で朝晩乗る電車はポジショニングが重要です。

いかに人から離れるか、

いかに吊革を確保するか、

いかにおっちゃんと顔が近くならないか、

いかに壁側によっかかるか、

あたりが定石。

そんなこんなでみなさん毎日熾烈な争いを繰り広げているわけです。

僕の好きなポジションは閉まったドアの目の前、ようは壁際です。

意外にもこのポジションは人気がないらしく、列の最後の方に並べば、比較的容易に確保できます。

ただ、昨日から事情が変わった。

本を読む中年夫婦が競合しだしたのです。

ご存知の通り、電車内で本を読む人はたくさんいるのですが、この中年夫婦の奥さん側が読んでいるのが、コミックなのです。漫画の単行本ですね。

吊革に掴まると当然本を片手で読むわけですが、それがいやなのか壁際を死守しようとするわけです。

乗車の列の一番最後に僕が並んでおり、その中年夫婦はその前に並んでいるのですが、電車に乗り込んだ後、奥へ詰めようとしないのです。

したかなく僕は184cmのカラダを活かして、『つめろ!』とプレッシャーを与えるわけですが、結果としては妻が壁際を死守し、旦那が奥に詰めるというポジションになりました。

昨日、今日とせめぎ合いがつづいていますので、明日も戦うことになる可能性が高いですが、連勝を止めないようにガンバリます!