何人寄れば文殊の知恵を超えられるか。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

社会に出るまでは僕はなんでも自分ひとりで進めるのが一番だと思ってました。
そのほうが早いし、きっと良い結果が出せるって。
今となってはなんとも恥ずかしい話です。
チームプレイを少しずつ覚えて、人と協働したほうが方が良い結果が出せることを知りました。
1人ができることなんてたかが知れてますよね。

では、何人いれば良いのでしょう。

三人寄れば文殊の知恵。そんなことわざがあります。
ひとりで考えるよりも皆で考えたほうが良いアイデアが出るという意味のようです。
三人で文殊。では何人集まればそんな文殊の知恵を超えられるのでしょうか。
多ければ多いほど良いのでしょうか。

どうやらそれも違うみたいです。
船頭多くして船山に登る。そんなことわざもあります。
これは船の行き先を指図する人が多すぎると、船がおかしな方向に行ってしまうという意味です。
やはり知恵を出す人数には加減というものがあって、増やせばいいというものではなさそうです。
前のことわざが「たくさん」ではなくて「三人」と具体的な人数であること。
それが実はとても重要な気がするのです。

人が多く集まりすぎると社会的手抜きということも起こるそうです。
何人いるのが一番力を発揮できるのかはそこにいる人の度量や、やりかたによって変わりそうです。
だからどれが正解かなんて簡単には言えません。

ですが、いまの僕にはことわざにあるように3人くらいがちょうど良いような、そんな気がしてます。
それでも、ひとりでは何もできないってことがわかっただけでも、ちょっとは成長したのかな。

ウチヤマケンイチ
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