万全じゃない時にだって普通にがんばる。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
仕事やプロジェクトを進めていると、「もっとこうだったら上手くいってたのに!」ということはたくさんあります。
それは環境だったり、人だったり、タイミングだったり、いろいろです。
昔は僕もそんなことをよく考えていて、うまくいかなかった理由を探すことに時間を費やしていました。
でもいつからか「そもそも万全の状態でコトが進められることなんてほとんどない」と思うようになりました。
そう考えるようになってから随分と気持ちが軽くなりました。
今日テレビで見たのですが、とてもいい言葉を聞きました。
たしか大相撲の雅山の親方が言った言葉だったと思います。
「いつも万全の状態で相撲をとれるとは限らない。だからしぶとい力士になってほしい。」
そうそう。
万全で迎える準備は大事だけど、そう上手くいくとも限らない。
実際、雅山は怪我をしている時もこの言葉を糧にして、苦しい状況の中で勝つ術を模索したそうです。
残念なことですが完全に人生をコントロールできるほど人間は万能ではないんでしょうね。
人間は、他者や環境の影響をモロに受けるコミュニティの生き物ですから。
ならば準備を万全にすることに延々と時間を費やすくらいだったら、ある程度のところですべてを受け入れてしまうのがいいと思います。
そして次は、その状況の中でいかにしてベストを尽くすか。
その方がずっと前向きだし気持ちがいいなぁ。
そして今日もビールがうまい。よかったよかった。
ウチヤマケンイチ