中学校の同級生が院長さんの接骨院に行ってきました。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日は中学校の同級生が院長をつとめている接骨院に行ってきました。
横浜の吉野町にあるひかり接骨院という接骨院です。
すでに行ったことのある知人から評判は聞いていたのですがしばらく会わない間にその友人、凄腕の先生になっていました。

まず少し身体を触っただけで僕の普段の行動の癖や痛みのある箇所が分かったことに驚きました。
そして1時間ほどの施術の後はずいぶんと身体がラクになりました。
ただ一番感心したのは施術の技術もさることながら、患者さんに対するアドバイスのしかたです。

まず、なんで痛みや違和感が発生しているかの「理由」や「原因」を丁寧に教えてくれます。
そして患者さんに理屈を理解してもらうことで、日頃の行動について「こういう事をしてください」と指示するのではなく、患者さんが自分の頭で考えて行動出来るように努めていたのです。

例えば、「枕の高さはこうすると良い」と特定の行動について伝えるだけでは、結局はそれ以外のところで間違った行動をしてしまうかもしれません。
だけれど今回のように理由や原因を教えてもらえれば、これから何をするにしても自分の頭で考えて良い方法をとれるわけです。
普段、病院とかに行ってもなかなか自分が納得するまで教えてもらえることってあまりなかったので、とても感心しました。

ニッカオフィスでプロジェクトを任せて頂く際も、クライアント様には「なぜこのデザインなのか」「なぜこの配置なのか」といった背景を伝えるように気をつけています。
デザインというのはどこか感覚的でわかりづらいもので、「なんとなくかっこいいもの」というだけではなかなかデザインが決まらない場合があります。
それどころか、クライアント様は満足しているけれど「本当は良いデザインではない」なんてこともありうるのです。
その背景にある想いや考え方を伝えて納得感を持ってもらうというのは、今後お渡ししたデザインと末永く付き合ってもらうには必要なことだと思っています。

ちなみに今日は、「今までの僕の中では良いと思い込んでいたこと」が幾つか間違っているということも教えてもらいました。
例えばイスに座るとき。僕は身体のバランスに悪影響がないように、なるべく脚を崩さず左右均等にた座っていました。
しかし、そのことがどうやら身体のバランスを崩す原因になっていたみたいです。
良かれと思ってやっていたそれが、実は更に身体の調子を悪くしていたんですね。

こうやって一般的には良いと思われていることが、実は良くない結果を招いてしまうということはデザインの世界でも結構あります。
はじめはクライアント様に理解頂けないことがあったとしても、しっかりと説明をすることで理解してもらうことってやっぱり重要ですね。
クリエイティブのチカラでクライアント様の課題をちゃんと解決できるように、これからも本当に良いクリエイティブを生み出せるように努めていきたいと思います。

ウチヤマケンイチ

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