うなぎと中学生。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今夜はうなぎにしました。
気候のせいなのか、ふとうなぎが食べたくなったのです。
とは言え、うなぎなんてものは食べ慣れていないのでいつものすき家へ。
すき家のうな牛は好物の牛丼も食べられるので、これまた良しです。
庶民でよかった。

店に入って注文しうなぎさんを待っていると、隣の席に3人組の少年たちが。
聞こえてくる会話からすると彼らはこの春に高校生になったばかりの子たちのようです。
ついこないだまで中学生。
思春期真っ只中の彼らはエネルギーや欲求の塊みたいなもんです。

そんなやつらは、とにかく声が大きい。
“こいつら馬鹿なんじゃないか”って言うくらい大きな声です。

いやいや、僕も彼らくらいの頃はずいぶんと大きな声で話してたと思います。
そして態度や行儀も悪く、使う言葉だっていちいち悪態ついてた記憶が。

いいんですよ。わかるわかる。
それくらいの年齢の時って、まだまだ自分が何者でもなくって、微妙なバランスの中にいるんだよな。
とにかく自分のことを大きく見せたいとか、存在を認められたいとか。
だけどまだまだ何者でもなくて、声が大きくなってみたり、お行儀が悪くなってみたり。
僕も当時は髪は緑色に染め上げて、わざと悪ぶったりしたっけ。めっちゃ真面目なのに。

ただそんな彼らをあたたかく見守るでもなく、”クソガキどもがうるせーな”と思いながらひたすらうな牛をかき込むのでした。

ちなみに彼らは注文はただの牛丼が中心。
おじさんはうな牛にセットで豚汁と冷奴もつけました。会計は彼らの3倍近くです。

少年たち、頑張りなさいよ。
おじさんみたいに大人になれば、うな牛セットが食えるし、大きな声で自分を誇示しなくてもよくなるから。
そして僕ももっと大人になって、静かな場所でうなぎが食えるようになろう。

ウチヤマケンイチ
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