土用の丑の日だからちゃんと鰻を食べる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日は土用の丑の日。みなさん鰻は食べましたか。
僕は鰻が好物なのですが普段はなかなか手軽に食べれるお店がありません。
この時期になれば、すき家さんも吉野家さんも鰻を出してくれて助かります。
まぁ鰻屋さんに行けば食べれるのでしょうが、なだまだその域には達してはおらずです。

ということで今日もすき家で鰻を食べていたのですが、そうしたらこれまたいつものように横に高校生3人組が。
彼らの会話を聞いていると牛丼の特盛をかき込みながら「今日は家に帰ったら鰻だ!」って。
彼らの食欲もさることながら、そういえば実家にいた頃は丑の日には鰻を出してくれていたことを思い出しました。

鰻に限らず実家では季節や風習にあわせたものを出してくれていました。
正月はおせち料理、丑の日に鰻食べて、年越しには年越し蕎麦、こどもの日には柏餅。
食べ物だけじゃなくて冬至にゆず湯にしてくれたり。
日々の暮らしにちゃんと季節を取り入れてくれる。
ひとり暮らしだとなかなかそれができなくて、今思うとすごく贅沢だったなぁ、って。

そう言えばなんで土用の丑の日に鰻を食べるんでしょう。
子供の頃は「土曜?ウシ?”」と混乱してた記憶があります。
調べてみると、どうやら夏に売れなかった鰻を何とか売るために始まった習慣みたいです。
もう200年以上続いているようですが、バレンタインにチョコを贈るようになったのと一緒でマーケティングによって生まれた習慣だったのですね。
しかも衝撃的なことに鰻の旬は冬で夏は味が落ちるそうですよ。だから当時売れなかったのか。

でも今日食ったすき家の鰻はしっかり美味しかったです。
実際鰻はスタミナ食でもあるし、これで明日からも頑張れそう。
最近の横浜はちょっと涼しいです。明日も涼しいといいな。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。