欲しい物を迷わず選んでみる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨年末、うちに空気清浄機がきました。

いろいろと調べたのですが、結局一番欲しかったやつを買いました。
他の物に比べると値段がちょっと高め。
さらに同じ商品の中でも色によって値段が違っていて、欲しかった色はちょっと高かったのです。

ちょっと贅沢かなと思ったんですが、考えた末に一番欲しいやつを買うことにしました。
気に入ったものを手に入れる代わりに、長く、大切に、愛着を持って使おうと決めたのです。

物を選ぶ時、僕はなによりも本当に欲しいと思った物を買うようにしています。
ここに何度か書いていますが、僕は中学の頃の洋服でいまも着ているやつがあります。
家にある家電や家具ももう10年以上使っているものばかり。初めて一人暮らしをした大学生の頃の物も多いのです。
けっこう手荒に使っているのですが。愛情を持っているからでしょうか、なかなか物持ちが良いのです。

そうやって長く付き合うからこそ、本当に気に入っているということはとても大切なのです。
やっぱりあっちのほうが良かったなとか、この色はちょっと部屋に合わないなとか。
そう思いながら使うことは、物にとっても失礼かなと。

無駄に高いものを買う必要はまったくないし、現実的なラインというのもあります。
それでもほんとに欲しいものは、お金が貯まるまで待つくらいのことをしてもいいと思うんです。

もちろん、欲しいものが高いとも限りません。
洋服なんかでも僕が一番良く着ているやつは、実は他のやつよりずっと安かったりします。
一番良く着るコートは、路上で3,000円で買った中古のコート。物の価値ってわからないものです。

とにかく、家に連れてきて一緒に暮らすわけですから。
きちんと選ぶこと、そしてきちんと好きになることが大切だなと。
そうするだけで日々の暮らしがぜんぜん違う。

そうそう。
そんな欲しかった空気清浄機が家に来てから、おもしろいことがおきました。
ずっと苦手だった部屋の掃除が、とてもはかどるようになったのです。

お気に入りの空気清浄機を長く使うためにも、部屋はきれいにしておこうと。
そう思ってついつい細かいところまで掃除を頑張ってしまうんですよね。

きっとこれって、物を買うだけの話じゃないよな。
仕事や環境、一緒に過ごす仲間なんかもそうですよね。やっぱり好きなものがいい。
それがお互いにとって一番幸せなことです。

今日は1日、そんなことを思いながら部屋の掃除をしたのでした。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。