ルールをちょっと変えました。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
最近、働き方のルールをちょっと変えました。
4年間ずっと守ってきたルール。それを変えるのは、なんだか新鮮で、なんだか楽しい。
僕はニッカオフィスの仕事の他に、サラリーマンもやっています。
何度かこのブログにも書いたことがありますが、いわゆるダブルワーカーというやつです。
その話をすると、よく言われるんですよね。
「ダブルワークなんて、どうやれば続けられるの?」って。
たしかに仕事って本当に忙しい。やることは探せばいくらでも出てきます。
「1つの仕事でも大変なのに、よく複数もやれますね。」って、きっとそういう意味だと思います。
でも、僕がダブルワークを続けらている理由は、結構シンプル。
それは時間で管理をしているから。
マネジメント力とか、やる気とか、テクニックとか、決してそういうのではないのです。
時間をルールにすることは、一番簡単で、スキルも要らない。
僕は東日本大震災をきっかけに、働き方を変えました。
それまでは遅くまで会社にいることも多かったのですが、震災を境にサラリーマンの仕事は10時から19時と決めたんです。
どんなに忙しくても、どんなにやることが残っていても、19時には終える。少しの延長も許さない。
一度、ルールにしてしまえば、判断する必要が無くなる。これが続けられるコツです。
この乱暴なやり方、心臓さえ強ければ誰でもすぐにできる。
この10時-19時のルールは、いろいろなものを僕に与えてくれました。
ダブルワークが続けられていることもそうだし、ルールを守るうちに、働き方そのものも筋肉質になっていった気がします。
こんなことをいうと怒る人もいるかもしれないけれど、仕事って無駄な部分もかなり多いと思うのです。
例えば、目の前にやらなきゃならないことが10あるとする。
実はそのうち9くらいは本当はやらなくていいことだったりする。それが僕の経験上の感覚値。
ただ昨年くらいから僕が働く環境が変わって、どうしてもこのルールが守れなくなってきたんです。
ルールは守らないと意味が無い。
ということで、ルールそのものを変えることにしました。
新しいルールは、別に19時に終えなくても良いことにしました。
その代わり、休憩時間を除いて「8時間働く」ということを守ることにしたんです。
一見、ルールが緩和されたから守りやすそう。
でもルールって実は緩いほうが守るのが難しいんですよね。おもしろいものです。
機械的なルールじゃなくなると判断が入る。
そんな「考える余地」っていうのが生まれて、それがルールを守りにくくさせてしまう。
今日は1時間のばそう、明日は1時間早く帰ろうって。そして気付けば、だらだらと。
まだ新しいルールには慣れていませんが、しばらくはこのルールを続けてみようと思います。
また何か見えるようになるかな。
4年間、毎日同じ時間に出社して、帰宅をしてた生活。
新しいサイクルっていうのも、なんだか良いですね。
ちなみにダブルワークの話はこないだ座談会でも話をさせて頂きました。
ウェブ上にまとめていただいているので、よろしければそちらも読んでみてください。
ウチヤマ ケンイチ
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