人が集まる意味。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

人が集まると、それだけで活気がうまれる。
単純なことだけれど、忘れそうになってたのでメモ。

先日のハロウィン。
人があふれた渋谷の街は、写真で見るだけでものすごいエネルギーでした。

僕は人混みが大の苦手で、よほどのことがないと人がたくさんいる場所には行きません。
それでも、自分が好きから嫌いかは置いといて、とにかくパワーがすごいなと。

それがなんだか、今の日本に必要なことかもしれないと思ったんです。

昨日、うちのオフィスにずっと威勢のよい掛け声が聞こえてました。
へそ祭りという、毎年この時期うちの商店街で行われるお祭りの声でした。
横浜市内の各地からたくさんのお神輿が集まって、商店街を往復するんです。

変わった名前のお祭り。
うちの商店街は横浜の西区という場所があって、それが横浜のへそにあたるからへそ祭りというらしい。
たしかに僕のオフィスがある場所は「中央」という住所です。
いまは商店街もちょっと元気がなくなってしまったけれど、元々は横浜の中心だったんですよね。

日頃は人通りもまばらなうちの商店街が、祭りになると多くの人が集まってものすごい活気がうまれる。
先週末はへそ祭りとは別に、近所の公園で区民祭りが行われてました。
その時だって、普段は人もまばらな公園に多くの人が集まって、それだけで活気に溢れてた。

街自体が変わったわけじゃないのに、人が集まっただけで一気に活気がうまれる。
今栄えている全国各地の街だって、元々は誰もいなかった場所に人が集まってできたんですよね。
やっぱり、人がいるところにエネルギーは集まる。

最近、買い物にしても、イベントにしても。
人が集まる場所というのが、徐々にネット上の画面になっちゃったり。

あとは、仕事のやり方もそう。
徐々に在宅ワークや、遠隔でのやり取りが普通になってきました。

僕自身も、わざわざ同じ場所に集まって仕事をすることには否定的でした。

毎日みんな満員電車に乗って、同じ時間に、同じ場所に集まらなくてもいいじゃないかと。
別にメールでも、電話でも、ネットを使っても、多くの仕事はできるだろうって。

もちろんコミュニケーションとして、対面が大切なときはある。
でもとにかく同じ時間に、同じ場所に集まる。それはちょっと合理的じゃないんじゃないかって。

でも、効率面は抜きにして。
単純に人が同じ場所に集まったときのエネルギーっていうのは、もうちょっと見なおしても良いのかなって思った。

物理的な人と人の距離と、そこに集まってきた人の密集度。
それが人やその場所に与える影響って、すごく大きい気がしたのでした。

さて、おとといから横浜は随分と冷え込んでます。
雨が降ったからかな。

気温もぐっと下がって、ひさしぶりにマフラーの出番です。
足元も寒いしそろそろブーツも準備しないとな。

冬に履く毎日の同じ靴をどうするかも、そろそろちゃんと考えなくちゃ。

ウチヤマ ケンイチ
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