「そういえば、うちの旦那がブログ読んでましたよ」って。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、職場の同僚に言われたんです。
「そういえば、うちの旦那がブログ読んでましたよ」って。

どうやら、僕のブログを読んでくれてたみたい。
同じ部署の仲間の、しかもその旦那さんがブログを読んでくれているなんて。
僕はその旦那さんとは面識がなかったので、なんだか思いがけなくて、そしてうれしかったのでした。

身近なわけでもなく、でもまったく知らない人でもない距離感の人。
程度は分からないけれど、なんだかそんな人に褒めてもらったような気がしたんです。

そういえば小学生の時の話。
友だちの家に遊びに行ったときに、友だちの親やお姉さん褒めてもらったことを思い出しました。
「内山くんはすごいねぇ。うちのは全然ダメで。」って。

当時から僕は運動がからっきしダメだったのですが、でも学校の成績はそこそこよかったのです。
そんなとき、運動ができる友だちのお母さんに褒めてもらえること。子どもだった僕は照れるように喜んでた記憶があります。

いま思えば家族のコミュニケーションの中に、話題として僕を入れてもらっただけな気もするけれど。
自分がすごいと思っている友だちの、その近いしい人に褒められるというのはなんだか不思議な感覚でした。

そういえば、大人になってからは褒められることを素直に喜べなくなっていた気がします。
それはいろいろな意味を含んでるから。

相手のことを認めたり、感謝をしたりして、褒めること。
それだけじゃなくて、相手を動かすためや、相手ではなく周りに人たちに向けてメッセージをするために褒めることもある。
そんなこともあって、自分が褒めるときも逆に褒めてもらうときも、なんだか素直じゃなくなってた。

今回のブログの話。
なんだかまったく利害関係のない人から少しだけ褒めてもらった気がして、純粋にうれしかったのでした。
それはなんだか、子どもの頃に褒められた感覚に近かったのかもな。

ウチヤマ ケンイチ